つぼの代金1000万円 県内の相談例

旧統一教会をめぐっては、福島県内でも霊感商法とされる被害の相談が寄せられています。

2012年にあった例では、親子関係に苦しんでいた人が「関係が改善される」と説得され、入信。その際、700万円を献金したということです。また、この人は「家においておくと悪い霊を閉じ込められる」などと説得され、つぼの代金として1000万円を支払うなど、数年間にわたり数千万円を支払ったということです。

解散命令請求を受けた東京地裁は今後、非公開の審理を重ね、双方の主張を聞いたうえで決定を下すことになります。しかし、過去のケースを見ると、決定までに数か月から数年単位かかるということです。被害者への救済が今後どう進むのか、注目されます。