サンマにない部位、答えは・・・。
雉子波さん「胃がないんです」
松井アナ「胃!!」
胃がないので、消化が早く食べたものが体内に留まらないんです。だから、サンマは内臓も食べられるんですよ!

おいしいサンマを食べるため、いわき市小名浜へ。今年7月にオープンした「小名浜あおいち」です。この店は、常磐ものの加工品専門店。メヒカリの開き干しなどが並んでいます。
震災後、「常磐もの」のブランド化に取り組んできた上野台さん。サンマには、特に思い入れがあります。
小名浜あおいち・上野台優さん「見た目もおいしそうなサンマだと自分らもテンション上がりますし、お客さんにも楽しんでもらいたい。やっぱり秋なので、サンマを食べてもらいたい。形のいいサンマがいっぱい獲れたらと思っています」
売り場では、焼きたての海の幸を味わうこともできます。まずは、サンマの塩焼きをいただきました。

松井アナ「脂がすごく乗っていて、塩がちょうどよくておいしいです」
さらに、いわきのサンマといえば、ポーポー焼き。ポーポー焼きは身をミンチにして丸めて焼くいわきの郷土料理です。炭で焼くときに滴り落ちる油で、火がポーポーと燃え上がることから、この名前がついたといわれています。焼きたてのポーポー焼き。そのお味は?

松井アナ「ん~!しっかりサンマの香りがします。魚のハンバーグですね。お魚嫌いな子どもが魚を克服するきっかけになるかもしれないですね、おいしいです」
ここ数年、サンマの不漁が続いていますが、この時期、旬のサンマをぜひ味わってほしいと上野台さんは話します。
上野台さん「脂が乗ってきてサイズ的にもちょっと大きめのが獲れ始めて、いまちょうど食べごろかもしれないです。ぜひ食べ逃しないようにしてほしいです」
秋の味覚の代表格、サンマ。旬の味を楽しみたいですね。