8月23日、元陸上自衛官の五ノ井里奈さんに対して、わいせつな行為をしたとされる元同僚の被告3人の第3回公判が開かれました。

強制わいせつの罪に問われているのは、福島県の陸上自衛隊郡山駐屯地に所属していた元陸上自衛官の被告の男3人です。

起訴状によりますと、3人はおととし8月、北海道の演習場で当時同僚だった五ノ井里奈さんに格闘技をかけてベッドに倒し、覆いかぶさって下半身を押しつけるなど、わいせつな行為をしたとされています。3人は、6月に開かれた初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張しました。

23日、福島地裁で開かれた3回目の公判では、事件があったとされる現場に居合わせた3人の陸上自衛官が証人として出廷し、当時の状況を証言しました。