震災・原発事故後に生まれた“集える場所”

そんな双子のママが、繋がりを持てる場所がこの「ふたごひろば」。福島市のNPO「マザーツリー」が運営します。代表を務める宮崎恵美さんも、15歳と11歳、3歳の子どもを育てるママです。

NPO法人MotherTree代表理事・宮崎恵美さん「私が個人でやっていたポレポレ親子のふれあい教室というベビーマッサージの教室があったんですけど、その教室で色んな子育て中のお母さんたちに出会って一緒にお話をして、私の話も聞いてもらっているうちにすごく元気になって、そこで元気になっていったママたちと一緒に団体を立ち上げた」

マザーツリーの前身である親子のふれあい教室ができたきっかけは15年前の東日本大震災、原発事故でした。

宮崎さん「放射線が高いところがどこだとか、福島の食べものを食べるとか食べないとか。みんな違う価値観だから、こんなこと言ったら否定されるかもとかそういう恐怖もあったりして、どんどんどんどん家の中に籠る育児になっていってすごくつらかった」

こうした経験から、「もっと気軽に集えて互いを認め合える場所を作りたい」という思いが芽生え、今のかたちに繋がりました。マザーツリーは、多胎児のほか、いわゆる「転勤族」をはじめ、子育てコミュニティー広場「ポレポレ」、そして、産後の精神面や肉体面を支える産後ケアなど、子育てに関する様々な取り組みを行っています。

0歳の子を持つママ「実際に(母親に)なってみると思ったよりもずっと大変で、0歳の時に保育園に入れることについて私はよかったなと思っているんですけど、『0歳で保育園入れるなんて』とかそういう風に思う方もいるかもしれないので、そこのところで本当に入れてよかったのかなと悩んでいるところはある」
4歳と1歳の子を持つママ「上の子が食べないので、ご飯。その辺が大変かな」