風に吹かれ、響く涼しげな音色。福島県喜多方市にある木之本漆器店では、風鈴の絵付け作業が最盛期を迎えています。こちらでは、漆塗りの「蒔絵」の技法を用いて、職人たちが手作業でガラスに絵付けを行っています。絵柄はおよそ70種類で、店頭には、金魚やアジサイなどが描かれた涼しげな風鈴が並んでいました。

そして、今年はある変化が…。

木之本漆器店・遠藤久美代表「特に今までだと中東とかが多かったんですけど、今年は特に台湾とか、ヨーロッパとか、そちらからの注文が目立ちます」

海外輸出やインバウンド向けの注文が増加していて、富士山やサクラといった日本を象徴するような絵柄が人気だということです。

遠藤代表「今の時点で、だいたい去年の1.5倍くらいは海外向けに出ています」

職人の手によって一つ一つ丁寧に作られる風鈴。今年の夏も、喜多方から国内外に涼しげな音色が届けられます。

遠藤代表「日本には、昔から四季を楽しむための一つとして、こういった風鈴が伝えられているので、是非耳からとか目から涼しさを感じていただきたいなと思います」

絵付け作業のピークは、8月中旬まで続くということです