機械を移設「色々な障害が…」
そして、去年3月。会津若松市の平出油屋で、油を搾る機械の移設工事が本格的に始まりました。移設先は、隣の喜多方市。元々蔵だった建物を改修し、機械を運び入れます。小原さんも自らハンマーを持ち、図面を見ながら、菜種を焙煎するためのかまどを組み上げていきます。

小原さん「最終的にはこの鉄釜が入ってくるので、隙間が無いようにちゃんとしないといけないんですよね。そこ(の段)に入ってくると、かなり精密な作業が必要になると思います」
一方で、ある問題が…。
小原さん「もう何十年も使われていたレンガがどういうわけか、少し寸法が違うんですね」
焙煎の要となるかまどに使う「レンガ」。およそ3分の2は解体時に出たものを再利用しますが、長い歴史の中で縮んでしまい、大きさが異なっているといいます。買い足した新しいレンガを切るなどしながら対応する小原さん。こうした問題を一つずつ解決しながら、作業は続けられました。

そして、半年あまり経った去年11月。移設工事が終わり、ついに施設が完成しました。
小原さん「いろいろ障害があったんですよ。思ったようにいかないことが、それを一つずつ解決しながらやってきたので感無量ですよね」














