福島県のJA会津よつばの子会社の30代の男性社員が、葬儀代金180万円あまりを着服していたことが明らかになりました。
着服が明らかになったのは、JA会津よつば総合サービスの喜多方市にあるよつば催事センターの30代の男性社員です。
JA会津よつば総合サービスによりますと、男性社員は受け取った葬儀代金そのものや水増し請求で、あわせて182万円あまりを着服していたとみられるということです。10月1日に、店舗に葬儀代金を支払いに来た利用客が持参した現金の額と請求額が違うことから明らかになりました。
これまでの内部調査で、男性社員は請求書を別に作って水増し請求していたとみられ、水増しした請求書のデータが2023年以降83件、金額にしておよそ1000万円分確認されています。
男性社員は着服を認めていて、「申し訳ないことをした。飲食代やパチンコ代に使った」と話しているということです。
JA会津よつばでは、今後、刑事告訴する方針で、さらに調査を進め、全容を明らかにするとしています。











