原発事故で、いまも避難指示が続く浪江町津島地区出身のアーティスト。曲に込めたふるさとへの思いと、30年ぶりに戻った浪江町で見つけた新たな夢を追いました。

浪江町の民家から聴こえてくるエレキギターの音色。奏でているのは、アーティストの今野竹雄さん(46)です。今野さんは、原発事故で帰還困難区域となった浪江町津島地区の出身です。

高校卒業までを浪江町で過ごし、その後、音楽の道を志して上京。シンガーソングライターとしてはもちろん、ギタリストとしても多くの有名アーティストと共演してきました。