記者 「これは今何をしている?」
三國翼さん「機械の取り付けをしている。カメラを固定して投球する人の方向に向けて・・・」

ラプソードは近年ではプロ野球やメジャーリーグで導入されている。

取り付けていたのはラプソードといわれるさまざまなデータが測定できる機器。近年、プロ野球やメジャーリーグで導入されています。

三國翼さん「120という数字が球速1856というのが回転数(を示している)」

投球後すぐに投球のデータが送られてくる。

タブレットに表示されているのはピッチャーが投げる球のデータ。球速だけでなく、回転数や回転軸、さらにはリリースポイントの角度などがわかります。マウンドとホームベースの間にカメラを搭載したこの機器を置くことで、投球に関する細かいデータがタブレットに送られてきます。

最大の強みは「感覚を可視化すること」。ここに技術力を伸ばす理由があるといいます。

ラプソードにはカメラが搭載されている。特徴は「感覚を可視化すること」だ。

三國翼さん「腕の振りが140キロ投げられるピッチャーでも、実際に球速を見ると120キロや130キロ。では(フォームの)どこでその力が抜けてしまっているのかを(選手に)わかってもらう」