2023年9月、福島県西郷村で制御が困難なスピードで車を走行させ、対向車と衝突して2人を死傷させたとして危険運転致死傷の罪に問われた被告の男（53）に、7日、懲役9年が求刑されました。裁判の中で、男は事故の前、一般道を時速158キロで走行していたことや、過去にはレーサーを目指していたことなどが明らかになりました。【①から続く】

危険運転致死傷の罪に問われているのは、南会津町の農業・大竹康夫被告（53）です。

大竹被告は2023年9月、西郷村の国道で制御が困難なスピードで車を走行させ、対向車と衝突し、男性（82）を死亡させ、男性の妻（76）に重傷を負わせたとされています。

事故があった現場・西郷村

6日、福島地裁郡山支部で開かれた裁判では、被告人質問が行われ、大竹被告が事故当日の過程などを話しました。