福島県いわき市に、自然豊かな体験型施設「こびとの森」がオープンしました。

緑豊かないわき市田人町に、5月3日オープンした「こびとの森」。森での遊びを通して自然の大切さを学んでほしいと、構想から4年かかって完成した体験型施設です。

ここには、森を守る6人のこびとさんが暮らしているということです。地面にはウッドチップが敷き詰められていて、良い香りがします。「森の探検遊び」は、本来大人は入れないということですが、今回は特別に撮影させてもらいました。ここに訪れた子どもたちは、薪割り体験や、枝切り、木のつるで遊んだりと、遊びながらこびとさんの森の管理のお手伝いを一緒にすることで、自然を守る大切さを感じることができます。

切り株が並んでいるのは、こびとさんが会議をする場所です。森をどうやって管理するかなどを話し合っています。さらに、テントの中には、普段は見えない6人のこびとさんを、AIで可視化したものが飾られています。

この森の中には、6人のこびとさんの家も隠れていて、こびとさんの家を探すという体験もできるんです。

代表の酒井千春さんは、もともと大手化粧品会社に勤めていたそうです。

酒井さん「幼稚園の時、お母さんに森にはこびとさんが住んでいると言われ、ずっと信じていました。そのすてきな世界を作りたいと思いました」

森に住む6人のこびとさんには、酸素を作る、二酸化炭素を吸収する、雨の管理をする、など、それぞれの役割があるそうです。

そして、この「こびとの森」には、子どもだけではなく、大人も楽しめる施設もあるんです。