福島市の吾妻山周辺で現在、開発が進められている大規模太陽光発電施設、いわゆる「メガソーラー」。近隣住民から景観の悪化や土砂災害を懸念する声があがっていて、いま問題になっています。
阿部真奈記者「あそこに見えるのが、いま開発が進められているメガソーラーの発電所です。茶色い山肌があらわになっています」

雄大な吾妻連峰に現れた“はげ山”。森林が切り開かれ、景観が損なわれています。福島市の先達山ではいま、メガソーラーの建設工事が進められていて、その規模はおよそ60ヘクタール。東京ドーム13個分に相当します。
2021年11月から工事が始まり、当初、事業者から提出された景観予測。しかし、実際には、この範囲を大きく超える形で山林が切り開かれています。「環境への影響を過小に説明していたのではないか」といま問題視されています。
