原発事故により、一時全村避難となった福島県葛尾村に去年、1軒のカフェがオープンしました。店を営むのは、村に移住した女性です。
オープンの合図は、黄色いハンカチ。掲げるハンカチには、映画と同じ思いが込められています。
大山里奈さん「『来て来て』というよりは『待っているよ』という気持ちの方が大きかったので、看板よりは優しく待っている、そんなイメージでいいかなと思って黄色い旗にしました」

葛尾村にぽつんと佇む「cafeしずく」。営業日は、日曜と月曜の週2日のみです。木を基調にした優しく温かい店内には、ゆったりとした時間が流れます。
