目指せデフリンピック 高校生デフアスリートたち
デフリンピックに向けて、未来のデフアスリートも希望を持っています。将来デフリンピックに出場したい、という強い思いで活動する高校生を取材しました。
訪れたのは、郡山市にある県立聴覚支援学校。幼稚部から高等部まで、44人が学んでいます。授業は、手話と声を織り交ぜながら行います。先生たちも、この学校へ赴任が決まってから手話を学ぶ人が多いといいます。

そんな聴覚支援学校で力を入れている部活が、陸上部です。校内にはメダルやトロフィーがずらり。なんとこの陸上部、今年10月に行われた全国聾学校陸上競技大会で、男女ともに400メートルリレーで優勝。それ以外にも、走り幅跳びで優勝。100メートルや砲丸投げで2位や3位に入賞した選手がいる強豪校なんです。
この日も、授業が終わってからウォーミングアップをして走り込み。耳が聞こえない・聞こえにくいからこそ、練習では工夫している点があるといいます。
