福島県は6日、パワーハラスメント行為を行ったとして、50代の管理職の男性職員を懲戒処分としたと発表しました。

減給1か月の処分を受けたのは、50代の管理職の男性です。

この男性職員は、おととし4月頃から去年6月ごろにかけて、部下の職員4人に対し、周囲の職員に聞こえるように「言っていることがわからない」「見ているとしたらよっぽど節穴だぞ」などと、繰り返し、または強い口調で叱責しました。

また、去年4月には打ち合わせの際、なかなか発言をしない職員に「しゃべれ」と発言を強要し、過呼吸に陥らせるなどしました。

男性職員は「大変申し訳ございませんでした」とコメントしているということです。

県は「県民の信頼を失墜させる行為で、研修などを通じ、管理職や職員の意識醸成を図るとともに再発防止に努めていきたい」としています。