昭和の歌姫、美空ひばりの銅像が、福島県いわき市の塩屋埼灯台のふもとに移設され、除幕式が行われました。
塩屋埼灯台のふもとに集まった、300人を超える大勢の人たち。お目当ては…、
「それでは、ひばりさんをお呼びいたしましょう!ひばりさーん!どうぞ!」
お目見えしたのは、等身大の「美空ひばり像」。胸に手を組んでいる様子が、震災の津波で大きな被害を受けた人々を悼む姿にも見えます。

この像は、もともと、京都の太秦映画村にある「美空ひばりの記念館」にありました。しかし、建物の老朽化で今年春に閉館となったことから、「ひばりプロダクション」では、名曲「みだれ髪」の歌碑がある塩屋崎灯台のふもと「雲雀乃苑」に移設することにしました。
ひばりプロダクション・加藤和也社長「像が祈っているような形をしていて、もしここに置かせていただけたらとてもうれしいなと思って」