パリパラリンピック車いすラグビーで、日本史上初の金メダルに輝いた福島県三春町出身の橋本勝也選手が7日、凱旋パレードを行い、歓喜に沸いた多くの町民らが詰めかけました。

阿部正輝記者「車いすラグビー、橋本勝也選手が地元・三春町に凱旋です。その胸には、金メダルが輝いています」

凱旋パレードには、その姿を一目見ようとおよそ1800人の町民らが詰めかけました。パレードの途中、橋本選手は車いすを沿道に寄せ、写真撮影にも応じていました。

町民「(橋本選手は)ニコニコしていて素晴らしかった。勇気を与えてくれた」
町民「金メダルに満足している、かっこいい表情だった。橋本選手の活躍を見て、自分も部活を頑張りたいと思った」

パレードが終わると、橋本選手は改めて金メダルの獲得を報告。そして、2028年のロサンゼルスパラリンピックに向け、次なる目標を語りました。

橋本選手「悲願の2連覇を目指して、また三春町にこのデザインとは違うデザインの金メダルを持ち帰ってこれるように頑張っていきたい」

東京パラリンピックの雪辱を果たし、見事金メダルを獲得したスターの凱旋に、町は祝福ムードに包まれていました。