「駐車場が足りない」「先にイベントが…」
福島県会津若松市では、これまで開票所として使われていたのは「鶴ヶ城体育館」でしたが、27日には先にイベントが予定されていました。他の会場を探していますがまだ調整中ということで、担当者は「なんとか来週中までには決めたい」と話しています。

郡山市では、選挙の際は「宝来屋郡山総合体育館」を使っていましたが、現在改修中で使えません。そのため、「郡山カルチャーパーク体育館」や「サンフレッシュ郡山」を開票所として検討しているということです。
ただ、郡山市は県内最多の26万5000人あまりの有権者がいます。総合体育館と比べて手狭な会場になってしまうと作業効率が落ち、その分開票時間が長くなってしまう恐れがあると担当者は頭を悩ませていました。

同じく、会場の規模で頭を悩ませているのは福島市です。これまで開票所として使っていた「福島トヨタクラウンアリーナ」では、バレーボールのデンソーエアリービーズの公式戦の開催が決まっているため、代わりに「NCVふくしまアリーナ」を開票所として使う予定です。

ただ、担当者が懸念しているのは駐車場の確保です。開票所では各投票所の票を運び入れる車両が多数入りますが、福島トヨタクラウンアリーナと比べると、駐車場の台数はほぼ半分となっています。担当者は「会場の近くで他の駐車場を確保するなど、なんとか対応策を見つけたい」と話していました。

各自治体の担当者が口を揃えていたのは「突然の解散で準備期間が短い」ということでした。










