危険な盛り土を防ぐため、法律に基づいて指定する規制区域が、24日から福島県内全域に拡大されました。

「盛土規制法」は、3年前、静岡県熱海市で起きた大規模な土石流を受けて去年5月に施行されたもので、規制区域では一定の規模を超える盛り土を行う場合は知事の許可が必要になります。

静岡県熱海市の災害現場

県内では盛り土が確認されていた西郷村、矢祭町、白河市と中核市の3市ですでに規制区域が指定されていますが、県は残る53市町村についても24日に指定し、これで県内全域で適用されました。