毎年11月に福島市で開かれている「東日本女子駅伝」が、今年の大会で終了することになりました。大会を主催する東北陸上競技協会と福島テレビが、11日、発表しました。
「東日本女子駅伝」は1985年、女子中・長距離陸上の若手ランナー育成を目的として始まりました。例年11月の第2日曜日に開かれ、東日本の18都道県代表チームが秋の福島路でタスキをつないできました。
11日に会見を開いた福島テレビの小柴宏幸専務によりますと、大規模な大会を開催する上で、約800人のボランティアスタッフ確保の難しさや、人件費の増加などを理由に、今年11月10日(日)の第39回大会を最後に開催を終了するということです。
これまでの大会には、鈴木博美さんや福士加代子さん、渋井陽子さん、尾崎好美さん、吉川美香さんなどが出場し、テレビ中継では、増田明美さんの「細かすぎる」解説も、名物となっていました。会見に同席した福島陸上競技協会の鈴木浩一会長は「大会の終了と、増田さんの解説が聞けなくなるのは残念」と話していました。










