6月から行われている福島第一原発の7回目となる処理水の海への放出について、東京電力は16日、すべての作業を終えました。
福島第一原発の処理水は、6月28日から通算で7回目の放出が始まり、東京電力は16日午前11時59分にすべての作業を終了したと発表しました。今回もこれまでと同じ約7800トンが放出され、これまで海に放出した処理水の量は約5万4800トンとなりました。
東京電力によりますと、これまでの放出で原発周辺の海域でのモニタリングに異常は確認されていないということです。
東京電力は今年度、約5万4600トンの処理水を7回に分けて放出する予定で、「安全・安定的に実施できるよう緊張感を持って取り組んでいく」としています。










