県内9件の工事で不正、中止指示
県によりますと、今年5月、「不適切な工事が行われている」と情報提供がありました。その中身は、盛り土の固め方に弱い部分があることと、盛り土の中に木片が含まれているという内容。その後、県が事業者に確認したところ、不正を認めたため、県は工事の中止を指示しました。

ずさんな工事が明かになり、建設現場の近くに住む人からは、不安の声が聞かれました。
近くに住む人「入梅時期で大雨や台風が来る。(メガソーラーの)山が土砂で崩れてしまう」
現時点で災害の発生には至っていませんが、県は、事業者に対して不正を是正するための計画書の提出を求めています。
県は、去年から今年にかけて県内の太陽光発電設備の建設をめぐり、9件の工事に不正があったとして、工事の中止指示を出しています。