自慢のウシ 運命の最終選考会へ

「出品牛は、入場してください」
翌日。いよいよ最終選考会を迎えました。
登米総合産業高校・阿部誠也さん(2年):
「やるだけやって行こう。頑張るべ。大丈夫だ。ふみ!」
審査では、ライバル校たちが肉付きなどをアピールしていきました。
「濃厚飼料を2キロまで減らし、目立ったお腹も“人用”のマッサージローラーを使いマッサージ。スッキリ、さっぱりのずんだのボディーを皆さんに披露」
「職員駐車場など様々な所で調教することで、自動車や人、うるさい環境に慣れさせて、わさび号がどこでも落ち着いて調教ができるよう、訓練をしてきた」
「調教技術や給餌方法などで得た知識を全国に発信し、協力してもらった皆さんへ命の恩返しを、全国の舞台で発信して行きたい」
そして、阿部さんたち登米総合産業高校の番です。

「今までの活動で私たちは、可能な時間をふみの全共出品に向け努力した。登米市が“和牛生産の地”であることを全国に広めていく。これを目標に、今後も活動していく」