"おふくろの味"をアレンジ!こだわったのは「味噌」と「味変」です
高橋楓悟さん:
「お母さんが作るじゃじゃ麺が本当においしくて。そのじゃじゃ麺を世に広めたいということからじゃじゃ麺をメインに起業しようと考えました。」
味のこだわりは「味噌」。高橋さんが作るのは、仙台味噌ともう1種類の味噌をブレンドし、さらにゴマやクルミなど16種類の素材からなる特製の味噌です。半年間、改良を重ねて仕上げました。
高橋楓悟さん:
「レシピを研究し始めたのは半年前だったんですけど、10回ほど(知り合いの料理人の所に)足を運んで教えてもらったりしていました」
大学の先生も高橋さんの夢を応援しています。
東北工業大学経営コミュニケーション学科 佐藤飛鳥准教授:
「絶対に失敗してほしくないですね。今まで私が研究してきたことを全て彼に知識として伝えて、一緒にどうやって進めたらいいかの方法論も考えてます。」

起業前の腕試しとして、大学祭への出店を決めた高橋さん。
大学祭前日、手伝ってくれる仲間たちとともに準備に追われました。調理の手順や注意点などを入念に確認します。
高橋楓悟さん:
「うどんの水気をしっかり切らないと味が薄くなっていったりびちゃっとして最後変な感じになっちゃうので、最後水気を切るのが一番徹底してほしい」
高橋さんのこだわりは特製味噌だけではありません。途中でショウガやラー油を加えることで「味変」ができるように工夫しました。

高橋楓悟さん:
「最初はやっぱり味噌に自信を持って提供していたので、そのまま一口二口食べてもらってから、お客様の好みの形でショウガやラー油を入れて味変して楽しんでいただけたらと思います」