選手生活最大のケガ
チームは悲願のB1リーグ昇格を果たし、昨シーズンは新たなステージで幕を開けました。しかし、開幕からおよそ2か月後、この日先発出場していた渡辺選手に、思わぬ出来事が。相手と衝突したことで、踏み込んだ左足を負傷。すねの骨を折る大けがで、昨シーズンでの出場はこの日が最後となりました。
渡辺選手:
今ちょっとここに長いプレートみたいなのが入ってるんですけど、膝から入れて、ここから長いプレートを入れて、この横の四つのところからネジみたいので固定してる感じですね。手術後1ヶ月ぐらい寝れなくて、痛くて。それが一番きつかったっていうのはもう忘れられないですよね。

渡辺選手:
折れてなきゃいいってことを本当に祈ってました。でも足を押さえながらでもやっぱもう、見た感じも絶対無理だろうなってわかってたんですけど。
熊谷アナ:
これぐらい長きにわたって離脱しなきゃいけなかったっていうのは、これは初めてのご経験でしたか。
渡辺選手:
ここまでは初めてでしたね。はい。
熊谷アナ:
やっぱり目の前でプレーとかを見ていて、きっともどかしい気持ちとか、(チームに)まざりたいのになっていう、そういった感情もすごく湧き上がってくると思うんですけども。
渡辺選手:
バスケを半年以上できなくて、改めてやバスケが大好きっていうのを認識した期間でもありましたし。やっぱりその分できない悔しさとか、あとはやっぱチームのみんなっていうのは、毎年同じわけじゃないので、最後になる選手もいるかもしれないっていうふうに考えると、すごくそこの部分ではきつかったですね。

守屋アナ:
自分がいない間、チーム負ければいいのになとか思わないんですか。