支えになったもの
渡辺選手:
(笑) 本当に去年は、苦しいシーズンだったので、降格もある中で、人が少ない状況で戦ってて、その中でも、またけが人が出ていくっていうふうに本当に何かうまくいかない時期が重なって、いろんな状況の中で残留をしてくれてたので、とりあえずは本当に最後の方は、残留のためにっていうふうにみんな戦ってましたし、あとは怪我をせずにっていう本当にそれだけの思いでいました。
そんな渡辺選手に、ファンからこんなプレゼントが。復帰を心待ちにするファンが有志で立ち上がり、イラストが描かれたフラッグが試合会場に掲げられました。

渡辺選手:
なんですかね。なかなかないですよね、あんなやってもらえることなんか本当に。MQさんって方が、89ERSのイラストとか書いてくださる方が企画してくださって、いやもうあれは本当に感謝しかないっすね。本当にあれがあったから本当に乗り越えられた部分もあったですし、やっぱあれを見ると、次のシーズンも倍に返していきたいなっていう思いがすごく強い。
渡辺選手:
結構周りからの声としては、プレースタイルを変えた方がいいんじゃないとか、自分は結構アグレッシブに身長も低いのでそこが武器でやっている部分はあって、でも、やっぱ怪我せずに戦うにはもうちょっと制限したりとか、そういうのをした方がいいんじゃないかなっていう声はあるんですけど。プレースタイルは絶対に変えるつもりはなくて。自分のプレーを見て、勇気をもらってますとか、それを自分は糧にして、怪我のリスクはもちろんゼロではないし、必ず防げるわけではないですけど、別に怪我はそこまで怖がらずに、今まで通り100%でっていうふうに思って全力でプレーしていきたいと思ってます。

熊谷アナ:
いよいよまた秋からシーズンが始まりますけれども、どんなシーズンにしていきたいですか。
渡辺選手:
そうですね、まずは、全部出たいっていう思いは一番ありますし、(イラストが描かれた)フラッグっていうのは1日たりとも結構ずっと頭の中に残ってて、でもああやって、支えてくださった分自分がプレーで来シーズンは結果と、自分のプレーで成長した姿で返していきたいって思いはすごく強い。
【tbcテレビ ヒーローインタビューより】