様々なニュースや疑問などを深掘りする「tbcNEWSDIG」です。高速道路に設置されているスマートICについてこんな質問が寄せられました。
「一般道から菅生スマートICに進入し、接続している菅生PAの施設を利用しようとしたのですが、できませんでした。なぜでしょうか?」

確かに、スマートICからPAに進入すれば、トイレなどの施設は利用できそうな気もしますが…。どのようになっているのか現場を取材してきました。
現場のスマートICはどうなっているのか?
宮城県村田町の菅生スマートICです。

村田ICと仙台南ICの間にあり、今年3月25日に開通したETC専用のICです。上り線、下り線ともに設置されていて、いずれも菅生PAに接続しています。スマートICから進入した車がPAの施設を利用できるか見てみると…。
高橋未来記者:
「スマートICから菅生PAに入っていきます。こちら入っていくと、色分けした道路があり、PAには入れずこのまま本線に合流します」

ゲートの開閉バーを通過して進入した車両は、本線に合流することしかできないようになっています。
ドライバー:
「それは不便ですね。使いたいですね、当然。」
「入ったときにここも寄れたらいいなとは思います」

道路がカラー舗装され、本線に誘導されるかたちになっており、無理にPAを利用しようとすると、逆走となってしまい安全上、PA内でトイレの利用や買い物することはできなくなっています。

ドライバーも答えていましたが、菅生PAには、フードコートやショッピングコーナーもありますし、せっかくならば、PAで施設を利用したい人もいます。
なぜ、施設が利用できないのか、ネクスコ東日本の担当者に聞いてみました。