宮城県沖地震から45年となる6月12日の「県民防災の日」を前に県庁で9日、総合防災訓練が行われています。

県庁で行われた総合防災訓練では、職員が2階講堂に災害対策本部を設置し、各地の被害情報を収集する流れなどを確認しました。

訓練は、三陸沖でマグニチュード9、最大震度6強の地震が発生し、大津波警報が出されて、県庁で電話回線がつながらなくなったという想定です。

職員は、電話が復旧するまで災害防災無線を活用するともに、携帯電話会社による臨時の通信回線も確認しました。

県復興危機管理部 鹿野浩危機管理監:
「今回はあらゆる最悪の想定で訓練をしているので、何が起こっても対応できるような日頃の備えを、これからも不断の努力で積み上げていきたい」

訓練は、2020年からは、コロナ禍で参加人数を減らしていて、今回は4年ぶりに通常の規模での訓練となりました。