仙台藩祖伊達政宗がまつられ現在、修繕中の瑞鳳殿で15日、新年を迎えるための門松が飾られました。
門松が飾られたのは、瑞鳳殿本殿の涅槃門前です。

門松は、高さ180センチ、重さおよそ40キロで、縁起が良いとされる松竹梅の飾り結びが特徴です。21年ぶりに修繕されている本殿は、現在、シートに覆われていて、漆の塗り替えや金箔のはり直しなどが完了するのは、来年3月末を予定しています。

15日は、瑞鳳殿ではなく2代目忠宗が祀られている感仙殿ですす払いが行われました。18代当主の伊達泰宗さんと伊達武将隊が、ほうきを使ってすすを払ったり木像を筆で丁寧に清めたりしていきました。

第18代当主 伊達泰宗さん:
「新しい気持ちで清い心で、気持ち良い新年を迎えたいなという心を込めてご奉仕をさせていただきました」

瑞鳳殿は、元日に境内の一部エリアが無料開放され2日には、3年ぶりに裃姿での新年拝礼式が行われます。