クマの出没が相次ぐなか、銃を使って駆除する「緊急銃猟」の訓練が11月21日
宮城県角田市で行われ、参加者が安全に実施するための手順を確認しました。

ケースの中から取り出したのは、猟銃。

訓練は、住宅地にクマ1頭が出没し追い払えないという想定で行われ、猟友会のメンバーが銃を組み立てていきました。緊急銃猟は、住宅地などに出没したクマやイノシシに対し、市町村の判断で猟銃を使って駆除するもので法改正に伴い2025年9月から可能となりました。

訓練は、マニュアルに基づき初めて実施されました。

宮城県猟友会 伊具支部・庄司 登・支部長:
「クマのどこを狙ったら一発でしとめられるか、向かって来られたらどうするか、そういうのも課題として残ってます」

11月21日は、角田市や丸森町の職員、猟友会のメンバーら約40人が参加し、緊急銃猟を安全に実施するための手順を確認していました。

今後も、年に1回から2回ほどのペースで続けていくということです。