仙台市内の繁華街で風俗営業の許可を得ずに飲食店を営業し、従業員に客の接待をさせていたとして男5人が逮捕された事件で、店側と客との間で飲食料金を巡り、複数のトラブルがあったことが分かりました。

風営法違反の疑いで逮捕された愛知県豊明市の会社役員の男(36)と仙台市青葉区の飲食店店長の男(45)らの身柄は10月23日朝、仙台地方検察庁に送られました。

警察によりますと、男らは2025年5月から10月までの間、仙台市青葉区国分町2丁目のガールズバー2店舗で風俗営業の許可を得ずに従業員に客の接待をさせていた疑いが持たれています。

その後の警察への取材で摘発された2店舗のうち、片方の店では客との間に飲食料金を巡り、複数のトラブルが確認されていたことが新たに分かりました。
逮捕された5人は、匿名・流動型グループ=「トクリュウ」のメンバーで、警察は店側が客に対し、適正ではない飲食料金を要求した可能性もあるとみて捜査を進めています。