仙台市内のスポーツ施設で車止めポールを盗んだとして会社員の男が、9月11日逮捕されました。

男は容疑を否認していますが、男がポールを売った業者からは今回とは別のポールも押収されていて警察は仙台市内の公園などで相次いでいる同様の窃盗事件に男が関与しているとみて調べています。

中村洋輝記者リポート:
「警察が押収したのは車止めのポールあわせて9本です。男は真ん中のポールを盗んだ疑いで逮捕されました」

窃盗の疑いで逮捕されたのは仙台市青葉区台原3丁目の会社員の男(57)です。
警察が9月11日公開したのは男がポールを売った金属買取業者から押収したもので形状は様々、すべてステンレス製ということです。

警察によりますと、男は8月12日夕方から翌13日朝までの間に宮城野区の「仙台市鶴ケ谷温水プール」でステンレス製の車止めポールと固定していた南京錠、あわせて時価6万7000円相当を盗んだ疑いがもたれています。

警察の調べに対し、男は「日にちや場所が定かでないため自分がやったか分からない」と容疑を否認しています。

近隣施設の職員:
「(夜は)車の往来もほとんどなく歩いている方々も少ない」

近隣施設の職員:
「早く犯人捕まれば良いと話していたので今回捕まってほっとしている」

仙台市内では8月27日までに公園などに設置された車止めポールがあわせて108本盗まれたことが分かっています。警察は、男が一連の事件に関与しているとみて捜査を進めています。