週間予報と線状降水帯情報

今週は秋雨前線が近くに停滞しやすく、曇りや雨の日が多くなる見込みです。

特に10日(水)はやや長い時間雨が降り、まとまった雨量となるでしょう。

一方で気温は平年より高い日が多く、9日(火)と14(日)は最高気温が30℃に達し、真夏日となる所もありそうです。

5日(金)は三陸沿岸を中心に大雨となり、気仙沼や石巻市雄勝では最大3時間降水量が100mmを超え、観測史上最大を記録しました。

この時、県内に線状降水帯予測情報が発表されていましたが、実際には線状降水帯は発生せず「空振り」となりました。

気象庁のまとめによると、2025年は全国で線状降水帯予測情報が41回発表され、実際に発生したのは8回にとどまっています。

しかし、線状降水帯が発生しなくても、3時間で100mmを超えるような大雨になったケースは20回あったとのことです。

線状降水帯予測情報が発表された際は、大雨への警戒が必要といえるでしょう。