30日も宮城県内は気温が上昇し、湿度も高めで蒸し暑い一日となる見込みです。午後は大気の状態が不安定になり、特に県北部では夕方以降に雷雨の可能性があります。

30℃超えの真夏日に 湿度高く蒸し暑さ増す

仙台の予想最高気温は31℃。内陸部を中心に県内各地で30℃以上の真夏日となる見込みです。沿岸部では30℃を下回る地域もありますが、湿度が高くなるため体感的な暑さは厳しくなりそうです。

30日は湿度は下がっても50%台にとどまり、午後からは湿度が上がってきてより蒸し暑さが増していきそうです。

朝の時点で仙台の気温は25℃前後。これから5〜6℃上昇し、最高気温は29日と同じ程度の31℃に達する見込みです。ただし、湿度は30日の方が高くなるため、より暑く感じるでしょう。

6月としては記録的な暑さ

30日に30℃に達すると、6月としては観測史上最多となる7回目の真夏日を記録することになります。
また、今夜も気温はあまり下がらず、7月1日の朝の最低気温は今朝と同じくらいの23℃となる見込みで、寝苦しい夜になりそうです。

午後から天気が急変する恐れも

現在は高気圧に覆われていますが、宮城県の近くには気圧の谷があり、高気圧からは湿った空気も流れ込んでいます。そのため、午後は次第に雲が多くなり、局地的には夕立や雷雨となる地域も出てくる見込みです。

特に仙台より北の地域では、夕方から雨雲が発達しやすくなるとのこと。県内全域に雷注意報が出されており、午後9時頃まで注意が必要です。

週間予報は不安定な天気続く

この先の天気は不安定な状態が続く見通しです。特に水曜日を中心に夕立が発生しやすく、安心して外に洗濯物を干しっぱなしにできる日がなかなかなさそうです。

一方、週末の土曜日はしっかりと高気圧に覆われて晴れ間が広がり、仙台では最高気温が35℃近くまで上昇。猛暑日となる地域も出てきそうです。

30日は蒸し暑さと天気の急変に注意して過ごしましょう。