JR仙台駅西口にある大手家電量販店「ヤマダデンキLABI仙台店」が7月13日に閉店することが分かりました。閉店の理由についてヤマダホールディングスは、「店舗統合のため」と説明しています。

7月13日に閉店するのは、JR仙台駅西口の青葉区中央3丁目の商業ビル「仙台TRビル」にある「ヤマダデンキLABI仙台店」です。LABI仙台店は、2007年にオープンし、ビルの2階から6階にかけて売り場や倉庫が入っています。閉店の理由について、ヤマダホールディングスは「店舗統合のため」と説明しています。

街の人:
「震災の時に店を開けてくれて、IHを買った」
街の人:
「長く続いた店が閉店するのは悲しいし寂しい」

JR仙台駅の西口では商業施設の閉店が続いています。飲食店や衣料品店が入っていた「EDEN」は去年1月に閉店。土地を所有するオリックスは「今後の再開発は未定」としています。一方、今年2月に県から温泉掘削工事の許可を得ていて、今後調査を予定しているということです。このほか「さくら野百貨店仙台店」は2017年に営業を終了しましたが、建物は解体されず残ったままとなっています。土地と建物を所有する会社は、「今後については回答を差し控える」としています。

街の人:
「ちょっと寂しい。使われていない建物より使われている方が活気を感じる、いきいきしている感じがする」
街の人:
「子どもの遊び場が欲しい。そういうのがあれば駅前で遊んで、電車に乗るだけでも子どもは喜ぶ」

「LABI仙台店」は6月7日から7月13日まで閉店セールを行うということです。閉店後についてビルを管理する不動産会社、東急レクリエーションは、「次に入居するテナントは未定」と説明しています。