スクリーンタイムの長さが成育に及ぼす影響とは…
後藤舜アナウンサー:
「はい、そして、研究チームはさらに1歳児のスクリーンタイムがその後の2歳児・4歳児の成育にどのような関連があるか統計学的に解析しました。

「その結果、1歳児のスクリーンタイムが1日4時間以上だった場合、2歳時と4歳時に言葉の習得が遅い、一人遊びが広がらない・続かないなど成長の遅れに関連が見られたということです」

後藤舜アナウンサー:
「研究チームの一人、東北大学の小原拓准教授はスクリーンタイムの長さだけでなく、コンテンツの内容も関連している可能性があると説明します」

東北メディカル・メガバンク機構 小原拓准教授:
「スクリーンタイムが長くなる背景にあるコンテンツが何なのか。そういったものを今後明らかにするためにもスクリーンタイムと発達に関しては、一律に解析するのではなくて、発達の領域別に丁寧に見ていく必要があるだろうということを今回報告した」

村上晴香アナウンサー:
「見せない、ではなく、上手に付き合うということが、やはり大事ですしそのための分析ということですよね」