仙台育英高校のサッカー部で男子部員が継続的に他の部員から不適切な言動を受けていた問題を受けて仙台育英高校は、全国高校サッカー選手権大会への出場辞退を決めたことが分かりました。
この問題は、仙台育英高校サッカー部の3年生の男子部員が1年生の頃から主に同級生の部員複数人から不適切な言動を繰り返し浴びせられていたもので学校が、「いじめ重大事態」と認定し調査を進めています。

学校は、来月開幕する全国高校サッカー選手権大会への出場について
これまで、調査結果を踏まえて判断するとしていましたが、学校によりますと、加害生徒への指導のための時間を確保するためなどの理由で、全国大会への出場を辞退することを決めたということです。

11日、県のサッカー協会に辞退する旨の書面を提出し、サッカー部の顧問団や関係する教職員らが、サッカー部の部員全員に辞退することを伝えたということです。

学校では、12月末までサッカー部の対外活動を停止し、この間に再発防止のため、サッカー部の顧問団へ研修を実施や、研修を受けた顧問団が生徒と面談をする時間を設ける方針です。







