宮城県蔵王町では、3つの駐在所が統合し、蔵王駐在所が新設されました。

4月3日、「ございんホール」で開所式が行われ、白石警察署や地元の関係者ら約30人が、新たな駐在所の誕生を祝いました。
蔵王駐在所は木造平屋で、建築面積は約140平方メートル、開所式のあとには、駐在所名が書かれたプレートが掲示され、本格的な業務を開始しました。


蔵王町内には、これまで永野、宮それに平沢の3つの駐在所があり、それぞれ、警察官が1人ずつ勤務していましたが、老朽化した永野駐在所の建て替えに伴い、3か所を統合して蔵王駐在所を新設しました。

白石警察署蔵王駐在所 千葉誠所長
「新しい駐在所ということで、気持ちが引き締まる思い。今までは、それぞれ駐在所単独で、1人で自分の受け持ちを守るという形だったが、今度はここの駐在所を拠点にして複数の警察官が町の治安を守れるというメリットがある」

蔵王駐在所は3人が勤務し、常時2人体制で、非常時には、現場に迅速に駆け付けることができるということです。