3月30日までの1週間に、宮城県内の定点医療機関で感染性胃腸炎と診断された人は392人となり2週連続で減少しました。感染者数は警報の継続基準値を下回ったものの、県は全域で継続しています。
県によりますと、3月30日までの1週間に、県内55の定点医療機関でノロウイルスを含む感染性胃腸炎と診断された人は392人と、前の週より35人少なくなり、2週連続で減少しました。
1医療機関あたりの患者数は保健所別で、仙南が10.50人と警報継続の基準値を下回ったほか、塩釜で7.6人、石巻で3.5人と減少しました。一方で、仙台市では8.37人と前の週よりわずかに増加しました。
このため県は全域への警報を継続していて、「子どもから高齢者まで石けんを使って手洗いするなど感染対策に取り組んでほしい」と呼びかけています。