JR東日本は、3月6日に車両の連結が外れるトラブルがあった東北新幹線の連結運転の再開に向けて、12日に試験走行しました。結果、異常は確認されず、東北新幹線は、14日から順次、「こまち」・「つばさ」との連結運転を再開します。

小笠原悠記者:
「仙台駅の新幹線ホームに列車が入ってきました。緑の車両その後ろに赤い車両が連なっているのが確認できます」

12日午後3時45分頃、仙台駅に到着したのは、東北新幹線「はやぶさ」E5系と秋田新幹線「こまち」E6系です。盛岡駅で連結し、仙台駅まで試験走行しました。

東北新幹線は、3月6日に起きた走行中の車両の連結が外れるトラブルを受け、秋田新幹線「こまち」と山形新幹線「つばさ」との連結運転を見合わせています。

JR東日本は「何らかの電気的な異常が発生したものと考えている」として、原因が判明するまで当面は運転室にある機器に固定金具を取り付けて連結させる方針です。

12日の試験走行で異常は確認されなかっため、JR東日本は、14日から順次東北新幹線と秋田、山形新幹線の連結運転を再開し、3月15日からは通常通り運行する予定です。

連結運転の再開に伴い、山形新幹線「つばさ号」の東京~福島駅間、秋田新幹線「こまち号」の東京・仙台~盛岡駅間の指定券の販売も13日から再開されるということです。