宮城県内外の職人が手がけた工芸品を一堂に集めた展示会が、仙台で開かれています。

平安貴族がまとっていた装束、「小袿(こうちぎ)」。

仙台市に住む和裁職人が約3年かけて手縫いで作った作品で、蝶が羽を広げている白い紋様が特徴的です。

この展示会は、宮城県内外の様々な職人が手がけた作品の魅力を知ってもらおうと「全技連マイスター宮城会」が、毎年開催しているものです。

会場には、い草で編んだオブジェや漆塗りの食器など40の作品が並び、訪れた人たちが職人の技を鑑賞していました。

訪れた人:
「細かな作品、力のある作品が見受けられた。偶然来たのですが、見ることができてよかった」
訪れた人:
「丁寧に素敵に作られていて感激した」

この展示会は、青葉区の「東北電力グリーンプラザ」で、22日まで開かれています。