19日に東北新幹線がトラブルで2度にわたり運転を見合わせたことを受け、JR東日本は、20日の定例会見で陳謝しました。2件のトラブルに関連性はないとみられていて、原因を調査しています。
JR東日本 高岡崇東北本部長:
「2件の車両トラブルを発生させ、ほぼ終日にわたって利用のお客に多大な迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げたい」

JR東日本の高岡崇東北本部長は、20日の会見でこのように述べ陳謝しました。
東北新幹線は、19日午前8時45分に東京駅を出発したやまびこ53号のパンタグラフに不具合が起き、仙台駅と東京駅の間の上下線で約3時間半運転を見合わせました。

点検の結果、パンタグラフの一部に損傷が見つかりました。また、午後3時前にも福島県内を走行中のやまびこ57号で台車の異常を知らせる表示が点灯したため、仙台ー東京間で再び運転を見合わせました。

JR東日本 高岡崇東北本部長:
「現在のところ特に関連性があるものとは考えていない。偶発的に2件たまたま重なったと思われるが、いずれにしても調査を進め原因等を明らかにしたい」

19日の2件のトラブルにより、合わせて8万4000人に影響が出たということです。