宮城県亘理町の中学生が町の財政や人口減少に対する提言をまとめ、18日、町長の前で発表しました。

提言をまとめたのは亘理町の吉田中学校の3年生で代表5人が町役場を訪ねました。生徒たちは、緊張しながらも将来、自分が町長になったらと考えた提言を山田周伸町長の前で発表しました。提言は、1月に行われた東北財務局の職員による特別授業で、意見を出し合い町の予算案や政策を作成したものです。「全世帯が住みよい街づくり」「子育て・亘理の産業活性化」「全世帯に優しい社会」の3つの政策です。

生徒:
「将来のことを考えてどんな政策をしたら町が活性化するんじゃないかということを考えるいい機会になった」
「町長から講評してもらって改めて亘理町の財政とかこれからの亘理町について考える機会ができてよかった」

山田周伸亘理町長:
「子どもたちがこんなに亘理町のことを考えて真剣に討論して、この結果を提言してもらったのは大変嬉しい」

生徒たちは、自分たちの意見を町長らに聞いてもらい、貴重な学びの機会となったようです。