バレーボール・Vリーグに所属する「リガーレ仙台」。現在、リーグ2位と優勝を狙える位置にいます。18日・19日、ホームで、3位・信州との戦いに臨みました。

リガーレ仙台 田中千代美監督:
「苦しい時こそみんなで笑おうと言ってやっているので、リガーレ仙台は明るさは一番だと思う。そこが良いところ」

試合前、リラックスした雰囲気でホームの試合に臨む、リガーレ仙台。チームのエースは、仙台市出身の高いスパイクが魅力の鈴木音(のん)選手。

リガーレ仙台 鈴木音選手:
「チームとして勢いに乗りたいところでトスが上がることが増えた。そこを勝ち切れる(点を)取り切れるように自分自身でやっていきたい」

駆けつけたファンへ勝利を届けたいリガーレ仙台。相手は、リーグ戦3位の信州。高さで勝負するチームです。

第1セット。その高さに、エース・鈴木がつかまります…。高いブロックを前にスパイクを打ち抜けません…。エースへの徹底マークで最大6点差にリードを広げられてしまいます。

それでもチームが苦しい時に点を取るのがエース。徐々に調子を上げ、持ち前の高さのあるスパイクで同点に追いつきます。

鈴木の活躍で流れを取り戻した仙台、第1・第2セットを連取します。

第3セットは奪われましたが、チーム発足から掲げる”繋ぐバレー”を貫く仙台。大事なところでスパイクを決める鈴木。セットカウント3対1でチームを勝利に導きました。

リガーレ仙台 田中千代美監督:
「鈴木音がうまく打ったので良かった。窮地の時に打てるエースになれるように経験ですね」
リガーレ仙台 鈴木音選手:
「コートに入っている人もコートに入っていない人も全員でつかんだ勝利だと思うので、全てが。自分自身も貢献出来ているのかなと思いたいです」

第2戦は、敗れてしまいましたが、依然2位をキープしているリガーレ仙台。3月まで続くリーグ戦、次のホーム戦は、2月8日と9日に仙台市内で行われます。