今年も残すところあと2日。仙台市内の餅店には鏡餅や切り餅を買い求める人が多く訪れていました。
仙台市青葉区宮町の「エンドー餅店」では、機械でついた餅に黒豆やゴマを混ぜたあと、従業員が手作業でひとつひとつ丁寧に形を整えていきました。

使われているもち米は石巻産の「みやこがね」で、コシが強く上品な甘みや香りが特徴です。この店では鏡餅の注文が年々減っていることを受け、生産を減らしているものの、年末だけでおよそ3トンの餅を作っているということです。訪れた人は正月用の餅を次々と買い求めていました。

訪れた人:納豆餅とか、子供が海苔餅好きなので食べようと思っている。1年頑張ろうと思える。

エンドー餅店細谷ひろみ社長:心をこめて作っているのでおいしく食べてもらえたら。

この店の正月用の餅は、31日まで店頭や市内の百貨店で販売されています。
