正月を前に仙台市内の弁当製造会社で29日、おせち作りが急ピッチで進められています。

仙台市宮城野区の「こばやし」では、社員やアルバイトおよそ150人がおせち料理の箱詰め作業などに追われていました。

この会社では、1万6000円から2万8000円までの3種類のおせちを販売しています。例年同様、2500件ほどの予約が入っているということです。

最も豪華なおせちには、定番の伊達巻や紅白かまぼこなどの定番の食材に加え、気仙沼産のふかひれの姿煮や仙台牛のローストビーフなど、宮城の名物がふんだんに使われています。

こばやし製造部 羽角祥平課長:
「おせち料理の中からも仙台、宮城を感じていただいて、おいしく召しあがっていただけたら」

おせち作り30日がピークで、大みそかまでに各家庭に届けられます。