津波の痕跡が残る宮城県石巻市の震災遺構大川小学校で、校舎外壁のタイルが落下しているのが見つかりました。大川小学校は、津波の被害を伝えるため校舎をそのままの状態で保存していて、遺族からは劣化防止対策を求める声が上がっています。
石巻市釜谷にある震災遺構大川小学校。

校舎の南東側にある外壁のタイルが幅3.5メートル高さ1.6メートルにわたって落下し、コンクリートがむき出しになっています。19日の朝、巡回中の職員が発見しました。

只野英昭さん:
「段々、開いてきているのではないかと遺族と話している間に、これはちょっと日に日に大変なことになっているよねと気づいていた」