仙南地域の食材を原料とした加工品や農産物などを販売する催しが、16日から宮城県庁で開かれています。
県庁で始まった販売会には大河原町と村田町、丸森町の3町の農産物や地域の食材を使った加工品などおよそ50点が並びました。

「おおがわら味噌」は、大河原町の大豆とコメが原料で、一目千本桜の花から抽出した酵母を仕込みに使いました。

また、丸森町の「愛国米」を原料に造られ限定1500本で発売された純米酒「森姫」など普段、仙南地域でしか取り扱っていない商品が並び、訪れた人が買い求めていました。

買い物客:
「『おおがわら味噌』はあまり見る機会がなかったので、一目千本桜の酵母を使っているということだったので楽しみ」
「実家が南の地域だが頻繁に行けるわけではないので、目に触れたときに買いたいなと思った」
大河原地方振興事務所 照井結衣技師:
「ぜひ手に取ってもらって味わって、仙南地域に来てもらうきっかけになればうれしい」

主催した大河原地方振興事務所は仙南地域の農林水産物を原料とした食品85品を「みやぎ蔵王三十六景地域の逸品」として普及促進に取り組んでいます。販売会は、県庁で18日まで開かれます。