2021年、仙台市で当時小学1年生の男子児童が同級生から暴行を受け不登校となった問題で、被害を受けた児童側が13日、関係児童から自発的な謝罪が行われるよう市に要望しました。
この問題は、2021年12月、青葉区内の小学校で1年生の男子児童がトイレで同級生8人から胸や背中を殴られる暴行を受け、不登校になったものです。被害児童の保護者によりますと、関係した児童8人のうち、代理人を通じ連絡があったのは4人で、そのうち謝罪したのは3人でした。

保護者から相談を受けた伊藤優太仙台市議が13日、関係児童から自発的な謝罪が行われるよう市に要望書を提出しました。

伊藤優太仙台市議:
「(市の)調査報告書にも謝罪をどうするべきか、そのあり方については明記されている。学校や教育委員会はこの数か月何をやっていたんでしょうか」

市教委は、「保護者の意向を確認してから対応する」と答えました。