自信を持って社会に出ていく気持ちを後押ししようという取り組みです。
視覚に障害がある人たちがメイクの仕方を学ぶ体験会が仙台で開かれました。
「ガイドメイク体験会」には、県立視覚支援学校に通う9人が参加しました。
「それくらいが大体500円玉と同じくらいの量で1回の量です」
化粧水は、手で触って分量がわかる専用のスケールを使います。

鏡を使わなくても済むよう、自分の手で顔の輪郭や眉の位置を確認しながらメイクしていきます。
参加した人たちは、化粧品メーカーの担当者に教わりながらコツを掴んでいました。
参加者:
「教えてもらいながらやった感じだと、練習すればもうちょっと描けるようになるかなって。少し自信がつきました」
資生堂ジャパン社会活動企画推進グループ 伊藤真由美さん:
「様々な方々に化粧の力で元気、笑顔になっていくセミナー・講座を開催してお役に立っていきたいなと思っています」
この取り組みは、メイクを通して社会に出る気持ちを後押ししようと、宮城の県立視覚支援学校では初めて開催されました。